2018年11月24日土曜日

埼玉県立大学 地域包括ケア推進セミナー

埼玉県立大学が主催する地域包括ケア推進セミナーの第2回目となる「ファシリテーション力を高める ~創造的な場づくりを目指して~」と題した学習会に参加させていただきました。
埼玉県として、地域包括ケアを推進するために住民が主体的に参加できる工夫をされていることにまずは感心いたしました。参加者は病院や福祉施設関係者の他にも行政や地域住民の方が参加されていて、さすがに自分の時間を割いてくるだけあって、皆さん積極的でとても刺激を受けました。
ファシリテーションとは会議の議事などを「促進する」ことで、「促進者」のことをファシリテーターといいます。私も独学で知ってはいましたし、会議などで何度か経験もさせていただきましたが、こうしてきちんと学ぶのは初めての機会でした。
講師の鈴木まり子さんは、さすがにプロのファシリテーターというだけあって、ツボをおさえたプレゼンで、目的をしっかりと設定して、それにそった進行をされていました。
私が今回学んだ一番の収穫は「会議の主役は参加者」であり、それを中立の立場で「何かする」ことを促進したり、やりやすくしたりするためのスキルやマインドをもった人のことをファシリテーターであるということです。学んだスキルはいろいろとありましあが参加者の当事者意識を高める役割を意識してこれからの会議などに望みたいと思いました。

以下メモ程度に
【ファシリテーションのスキル(心得)】
<会議などの前にすること>
・目的と目標を決める
・進行表(プログラム)を考える
・机やいすの並び方を考える
<本番ですること>
・進め方の説明
・安心な雰囲気づくりをする
・チェックイン(全員が何か発言する「近況」など)
・インストラクション(何をしてもらいたいかの説明)
・(話し合う)人数を少なくする(人数を変えてみる)
・問いかけを工夫する
・傾聴する(Yes,andの精神で)
・見える化する(グラフィッカー)
・時間管理
・チェックアウト(感想を全員に話してもらう)
【ファシリテーションのマインド】
・受けとめる
・公平に接する
・信じる
・謙虚である
・思いやる


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